今年の目標のひとつに「月に一本以上映画観てレビューを残す」というのを掲げました。早速、一本観てきましたので感想など。

観てきたのは、「この世界の片隅に」 です。
 

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パイロット版を作成するためにクラウドファンディングで資金を集めたというのは、もう有名な話になってますね。
ネタバレしない範囲でストーリーを紹介すると、戦前〜戦中〜戦後と広島:呉市に若くして嫁いできた「すず」と彼女を取り巻く周りの人たちが、当時の時代背景の中でどう生きてきたか、というお話。

最後まで淡々と流れるストーリーでした。正直、「面白かった?」という質問には、準備出来る答えがありません。くすっとさせてくれるシーンも泣きそうになるシーンもあったけど、毎日を精一杯生きることの大切さとか、家族の有り難み、何事も無い平凡な毎日を過ごせることの幸せ というものを改めて感じさせてくれる、とても質の良い映画でした。観ておいて良かったと思えた作品でした。オトナにオススメのアニメだと思います。いつもならガラガラのレイトショーなのに、結構お客さんも入ってました。

こうの史代さんの作品は「長い道」というコミックスでお気に入りだったので、他の作品も改めて読んでみようと思います。

長い道 (アクションコミックス)
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夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)
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